アマモポッド(育苗キット)の取り扱い説明
2025年の春に、海の中に植えるアマモを育ててください。以下注意事項です
1.設置場所
北側のベランダなど間接的に日が当たる屋外に置いてください。暖房をつける室内は避けましょう。
2. 水の管理
ポットの中の水は海水を真水で薄めてあります(海水だと発芽するには塩分濃度が濃すぎるため)。そのため徐々に真水が蒸発して水位が下がります。水位が下がったら水道水を足して元の水位に戻してください。最初の水位はマスキングテープで印を付けてあります(ない場合はラベルシールの上部を目安にしてください)。
3. 観察
12月に入り気温が10℃を下まわるようになったら注意して観察してください。発芽するには水温が10℃くらいに下がる必要があります。
4. 観察のヒント
水温が10℃近くなると白いひげのようなセンサーが出ます。それから1~2週間後くらいに、センサーがポッドの中の状態を感知し、水温・塩分濃度・光量の条件が整ったら最初の緑色の葉が出てきます。
5. ポッドに貼ってあるシールに、設置場所とセンサーが出た日と最初の緑の葉が出た日を記入します。
6. 葉が出たポッドを里海の会事務所までお持ちください。「無人アマモポッド回収BOX」を事務所北側ガスメーター下に設置します。ポッド側面シールに、設置場所・日付の記入があるのを確認して入れてください。毎月第一、第二土曜日(1/4除く)は会員が事務所におります。
7. ポッドの回収は2025年3月8日までです。それまでに発芽しなくても設置場所を記入の上ポッドを事務所にお持ちください。
8.観察途中で枯れた場合は、苗の水けを切って可燃ごみとして処理してください。絶対に河川・海・用水路・湖沼・池などに捨てないでください。
その他質問などありましたら、お気軽にメールでお尋ねください。
連絡先:sumasato@outlook.jp
白いセンサーが出てきた!
緑の葉が出てきた!