里海教室2025レポート
第11回里海教室:「冷たい海に生きる命・修了式」 2026年3月1日(日)
お昼を挟んでの里海教室、午前中は浜辺で地域参加の人とも一緒に地曵耕耘。よいしょの掛け声で海底に沈めた耕耘機を力いっぱい綱引きしたけど、重かったね~。引き上げた海底の泥の中から思いがけない生きもの発見をして歓声があがりました。浜辺の生きもの観察会を経て、お弁当をいただいたのち、海藻でおしば標本作りをしました。そのあと、いよいよ修了式。うなぎぼうしの吉田会長から一人一人修了書をもらいました。年間を通していろんな海を体験できたかな。里海教室を卒業しても、君たちは里海少年!これからも海や生きものとの出会いがありますように。また須磨の海で会いましょう。
里海教室2026は5月16日(土)開講予定です。
第10回里海教室:「大きな海藻ワカメの育つ海、ワカメの収穫」2026年2月8日(日)
小雪の舞う中での野外活動、寒かったけど楽しかったね。あんなに小さかったワカメの株が、2か月でこんなに大きくなりました。6mの幹縄に指した小さな株は最大31本ありました。そのうち、これまでで最も平均的な18本から19本の幹縄で調べた結果、ワカメは大きい個体で全長195㎝に成長し、1本の幹縄のワカメの総湿重量は、なんと35kgにもなりました。このワカメは早採りワカメなので、めかぶが成長していませんでした。めかぶが大きくなる4月や5月には、どれほど大きくなるのでしょうか? 根のような枝分かれした付着器には、ヨコエビやワレカラなどの小さな甲殻類が結構住んでいました。といっても、早採りワカメの楽しみは、なんといっても細い個体を見つけて、茎と葉をまるごとしゃぶしゃぶで食べることではないでしょうか?・・・・今年も、満足
次回は3月1日(日) 「冷たい海に生きる命・修了式」の予定です。
第9回里海教室:「小さな海藻、海苔を育てる海」2026年1月17日(土)
今回の里海教室は、須磨の漁師さんから須磨の海で行われている養殖や漁の話や、今の海の事を教えてもらいました。そのあと海苔工場見学をさせてもらいました。私たちが普段目にしている海苔が、どうやってできるのかを最初から見ることができました。とても手間暇がかかっていることを知りました。最後に今年の一番摘み海苔を電気コンロであぶって食べました。あぶることで黒い海苔がきれいな緑色に変化して、とてもおいしかったです。
次回は2月8日(日) 「ワカメの育つ海・ワカメの収穫」の予定です。
第8回里海教室:「ワカメを育てる海・ワカメの株付け」2025年12月7日(日)
いよいよワカメの季節です。冬の青空教室で、まず知っているようで知らないことの多いワカメという海藻の体の特徴や生態を学びました。その後、6mの幹縄に、ワカメの小さな株が育つ細縄を17本程度差し込みました。それを漁師さんが、須磨の沖に設けられたワカメの養殖場に船で運び、固定していただきました。さて、2ヶ月後、どこまで成長しているでしょうか?楽しみです。
次回は1月17日(土) 「小さな海藻 海苔を育てる海」の予定です。
第7回里海教室:「アマモの森を増やそう」2025年11月16日(日)
秋晴れのすがすがしい日、屋外にてアマモの種子団子とアマモポッドを作りました。アマモポッドは持って帰って家で観察します。芽が出る確率は10%??芽が出たら嬉しいね。アマモ種子団子はダイバーさんが海の畑に植えてくれました。須磨の海底にみんなのアマモ場が育ちますように!
次回は12月7日(日) 「ワカメを育てる海・ワカメの株付け」の予定です。
第6回里海教室:「小型地曳網による、アマモ場の生きもの」2025年10月12日(土)
須磨海岸のアマモ場に、どんな生きものがいるのかな?小さい地曵網を引いてみました。砂地の代表的な魚のヒメハゼがたくさん採れました。ほかにもヒゲで食べ物を探すヒメジ、今や幻と言われているネズミゴチ、海藻に尾を巻き付けるタツノオトシゴがいました。アマモがある証拠でしょうか? でも全体的に種類も数も少ないのは、この時期のアマモが、アイゴに食べられてとても短くなっているからでしょうか?気になったのは、暖海性のガンガゼ(ウニの仲間)の子どもがいたことです。
次回は11月9日(日) 「アマモの森を増やそう」の予定です。 ←雨天のため11月16日(日)に延期
第5回里海教室:「漂流し生きるプランクトンの正体~」2025年9月13日(土)
予定では「小型地曳網による、アマモ場の生きもの」 でしたが、海が時化ていて地曳網は難しいということで、急遽プログラム変更になりました。自然相手の教室なので、こんなこともアリですね。今日の教室では、スーパーなどでも手に入る「チリメンジャコ」を観察しました。乾燥したカタクチイワシは海の中でいつまでプランクトン生活をしていたんだろう?大人になったら何になるんだろう?さらにさらにチリメンジャコに混じって、なんとたくさんの生きものがいるんだろう!宝探し気分でそんな生き物(俗にチリメンモンスターと呼ばれています)を見つけて、名前を調べたり観察したりしました。子供も大人もスタッフも(笑)一緒になって盛り上がりました。
<魚類・24種類> ヒイラギ、タチウオ、カサゴ、イカナゴ、カタクチイワシ、シロギス、アイゴ、マイワシ、テンジクダイ、タツノオトシゴ類、メバル類、ホウボウ類、ヒラメ類、アカタチ類、ベラ類、イソギンポ類、エソ類、ヨウジウオ類、ハダカイワシ類、カワハギ類、サバ類、アジ類、トラギス類、アナゴ類のレプトセファルス
<甲殻類> シャコのアリマ幼生、カニ類のゾエア・メガロパ・稚ガニ(ヘイケガニ類のゾエア)、エビ類のゾエア、稚エビ、ヨシオリエビ類、セミエビ類のフィロゾーマ幼生
イカ類、タコ類(多分マダコ)、ウキツノガイ、クチキレウキガイ、ホトトギスガイ
次回は10月12日(日) 「小型地曳網による、アマモ場の生きもの」の予定です。
第4回里海教室:「夜の海」2025年8月9日(土)
日が暮れるまで、採集場所の下見に行ったり、採る仕掛けをつくりました。あたりが薄暗いなか、岸壁に行き、仕掛けを投げてめあてのウミホタルが餌を食べに来るのを待ちます。この間に、夜空の星をさがし、夜の海の景色を眺めました。潮騒の記憶が残ったかな。海には、いろんな光る生きものがいます。なかでも、ウミホタルの発する光の残像に特別です。歓声が上がりました。今年はとても暑かったけど、それを忘れた教室でした。
次回は9月13日(土) 「小型地曳網による、アマモ場の生きもの」の予定です。
第3回里海教室:「海の豊かさの基盤、プランクトン」2025年7月12日(土)
プランクトンって聞いたことあるけど、ホントは何だろう?。???から始まった今回の教室。でも、だんだんプランクトンワールドに興味深々!顕微鏡でプランクトンを観察して、いろんな発見や驚きがありましたね。この日は、たくさんの海の生きものを支える植物プランクトンの中でも、珪藻(キートセロスやスケレトネマなど)の種類と役割を学びました。それを大きな動物につなぐ役割をもつ動物プランクトン、特に世界の海に多いかいあし類を見つけました。そのほかにもたくさん動いている(泳いでいる?)ものがいて、とても奇妙なミクロの世界を知りました。
次回は8月9日(土) 「夜の海」の予定です。
第2回里海教室:「打ち寄せる岸辺の波に潜む動物」2025年6月21日(土)
初夏のような陽気でしたが、あいにく風が強くて予定していた地曳網は波が高くなり危険だということで、急遽プログラムを入れ替えて10月にやる予定だった「砕波帯ネット」を使って波打ち際の生きものを観察しました。お尻まで海に浸かる子もいたけど、みんなで一緒に砕波帯ネットを引いて今まで気が付かなかったような小さな生き物を見つけました。
次回は7月12日(土) 「海の豊かさの基盤、プランクトン」の予定です。
第1回里海教室:「海岸の生きものさがし」 2025年5月25日(日)
この日は初夏の大潮で、とてもよく潮が引いた時に、潮間帯にどんな生きものがいるかしらべました。まだ海の水はとても冷たかったのですが、岩に張り付いたりくっついて動いているオオヘビガイやムラサキウニ、砂を掘るとみつけられるアサリやバカガイ、海藻のマクサ(テングサの仲間)やヒジキなど、たくさんの種類を見つけることができました。稚魚も多いのに驚かされましたね。
次回は6月21日(土)「海のゆりかご、藻場の生きもの」の予定です。
